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まちのために

日野JCについて

ABOUT US

日野青年会議所とは?

概要

私たち一般社団法人日野青年会議所(以下、「日野青年会議所」という。)(略称「日野JC」)は、1973年、日野をより良いまちにするため、志を同じにする青年達によって築き上げられました。
青年会議所は、「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」を信条とし、会員相互の啓発と交流をはかり、地域との協働により社会の発展に貢献するために活動し、社会的課題に積極的に取り組んでいます。 
日野青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という理念を掲げ、日々様々な活動・運動を行っております。 
また組織は、人種、国籍、性別、職業および宗教の別なく自由な個々の意志により入会した様々な業種のメンバーで構成されています。
 

青年会議所の特性

青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。
会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていくことができます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。

 

2018年度 理事長 

理事長所信
一般社団法人 日野青年会議所
第46代理事長 田中 孝和

~はじめに~
 
日野青年会議所という組織に出会ってから9年の年月が流れました。日野青年会議所に出会い、入会したのは偶然だったかもしれません。私はこの偶然というものを否定的に捉えているわけではなく、とても大切にしています。素晴らしい偶然の出会いは家にこもっていたりルーチンをこなしているだけでは起こりません。常に変化を求め、冒険心を持ち行動している人に起こるもので、日野青年会議所との出会いも同様、素晴らしき偶然に出会いたくて行動し、自ら一歩を踏み出したからこそ人とつながり、偶然が発生したのです。


 
 
 

私が出会った日野青年会議所には多くの機会があり、多くの仲間がいて、その多様な考えに触れることで、様々な気づきや学びを得ることができました。青年会議所は機会の提供の場であるとよく言われます。しかし、それは青年会議所に所属しているだけで自然と誰でも受けることができるものではなく、多くの人との出会いやつながりを求め、それをつかむための意識を持ち行動していく必要があります。
人生における人との出会い、地域とのつながり、仕事上のつながりなど、全ては進取の精神を持ち小さな一歩を踏み出す事から始まるのです。
 
~創立45周年そしてその先の未来へ~
 
1973年1月28日、日野青年会議所が創立し、本年45周年を迎えます。日野をより明るく豊かなまちとするために今日まで45年にわたり、リーダーである歴代理事長の皆様を筆頭とする組織により、様々なアプローチによる事業が展開されてきました。先輩諸兄の運動により日野のまちは豊かになってきましたが、時代の変化やライフスタイルの変化に伴いまた新たな課題が出てきています。45年間連綿と続いてきた、このまちを少しでも良くしようという日野の青年の意思を受け継ぎ、我々も熱い想いを持ち、自ら進んで困難な課題に挑戦し、この日野のまちで青年会議所運動に邁進していきます。
そして、我々に多くの仲間や学びの機会を提供してくれた先輩や仲間たちのように、後輩や仲間たちに少しずつ様々な機会を与えられる組織としていきます。
 
~日野のまちの未来を想う~
 
私は幼い頃、山梨県の田舎の自然の中で遊び、学び、育ちました。
田んぼに水を入れ米の収穫の手伝いをしたり、畑できゅうりやトマトを収穫したり。柿の木の枝を燃やし米を炊き餅をついたり、道路脇の水路でザリガニやドジョウや魚を捕ったり、山菜を採りに行ったりしていました。自然豊かな環境の中で自由に遊ぶことで、気づかないうちに多くのことを学び、五感を鍛えられ、バランス感覚を養っていたのかもしれません。しかし、そんな環境も今では変わってしまいました。安全や便利、管理のために水路はコンクリートで固め蓋をされ、ザリガニやドジョウはいなくなり、土地や田畑を守り活用をしていく次の世代がまちにいないために、私の田舎も空き家となってしまいました。
日野青年会議所に入会し日野のまちに関わるようになり、どこか懐かしいような、ふるさとのような感覚になるのは、子供の頃に遊んでいた田舎の風景に重なるからかも知れません。日野市には多くの地域に古くからの水路や自然が残っていて、それは、それを残そうとする人達の草の根の活動のおかげなのかもしれません。グローバル化の流れの中で、イタリアの小さなまちで始まった地域性を残し持続可能なまちの発展を目指すスローシティという運動があります。時代の流れに乗りまちを肥大化させるのではなく、そこに住む人が幸福に暮らしていく場とはどのようなものなのかを考え、まちのアイデンティティを残すために、まちの人が情熱をかけています。ただ昔に戻そうとしたり保存するだけではなく、まちにある自然や伝統、歴史を残していくために、そこに住む人は時代の流れの中で新たな考えを取り入れ変わっていかなければなりません。まちをより豊かにしていくには、政治、行政、そしてそこに住む人たちの意識変革や参画意識が必要です。スピードと効率と競争の時代の中において、どのようなまちをつくっていくのか。スピード、効率、競争を追いかけ均一化しオリジナルがなくなってしまう前に、日野のまちのアイデンティティをどの様に持つのかを一人ひとりが考えていくことが大切です。
放っておいたら、何もなくなってしまうから。
 
~人と人とのつながりによる、まちづくり~
 
持続可能な地域の力とはどこから生まれるのでしょうか。
まちを元気にする原動力は昔も今も人であり、人のつながりや交流に力の源があるのではないかと思うのです。
鉄やコンクリートの工業の時代も、インターネット等の情報の時代も、人間という生き物を置き去りにせず、人と人の交流の場を大切にしなければなりません。日野の地域の中で人が交流し、それに伴いモノやカネ、そして情報がうまく循環する時に大きな力となるのです。
まちには、人と人のつながりや交流、職人の技、食文化、農家の智恵、信仰など、多くの目には見えない財産があります。目に見える歴史的、自然的財産と目には見えない財産を再認識し大切に活用していく必要があります。
まちを一つの生命体として考えると、人はその生命体の細胞であり血液です。人の交流が少なく、まちの外に出ていってしまったり、同じ場所を行き来するだけでは、まちは元気になりません。
我々青年会議所のメンバー一人ひとりが熱い細胞となり血液となり日野のまちを駆け巡りまちに刺激を与え、人と人、まちと人、様々な団体や組合、地域にあるオモシロイをつなぎ合わせ、連携協働をしていくことでまち全体を盛り上げて行きます。そして、地域の人たちがまちにアイデンティティを持ち、自らがまちを盛り上げる担い手となり、まちの運動を応援していく潮流をつくっていく必要があります。この自然豊かで歴史のある日野のまちを共に感じ、歩いて人と出会い、つながりをつくれるよう日野のまちの財産を見いだし活用していくまちづくり運動を推進します。
 
~未来をつくる子供たちのために~
 
私が幼少期を過ごした1980年代と比較すると、遊びや運動の場は、自然から人工物へ、公園や空地や川など外から危険の少ない屋内へと変化をしてきました。これは子供たち自らが場を変えたのではなく大人たちが環境を変えてきたために他ありません。つまり、子供たちの遊びや運動の場をつくる事は、我々大人たちの課題であるのです。
人に造られた建物の中で、人につくられたモノで遊ぶだけでは自由な想像力や豊かな心は育めません。安全で守られている内から外に一歩連れだし自然の中で大地を踏みしめることで、五感が鍛えられ、遊びや運動の中から人間関係、礼儀などを学び、新たな経験を積むことができるのです。この先必要となる最新のテクノロジーを楽しく学びつつ、自然の中で遊びや運動をすることで創造性や人間性を伸ばしていくというバランスが大切です。
教育とは何でしょうか。それは、良い学校に進学するためのやり方を教わることや良い企業に入るためのノウハウを学ぶためのものではありません。人が生きていくうえでの危機を察知したり、コミュニケーション能力を学んだり、これから起こりうるであろう苦難困難、世の中の課題に対して、自ら考え、解決策を導き出していく能力を得るためのものであるべきであると思います。また、子供たちはいつか仕事をする時が訪れます。働くという事はただ誰かに雇われてお金をもらう事ではありません。誰かが喜ぶ事、誰かのためになる事、誰かが必要としている事をするために自分の時間や能力を使うということです。今の教育、地域社会では、まちにはどんな仕事があり、どんなことが人に喜ばれ、どんなことが人に必要とされているのかを学ぶ機会が多くありません。
未来のまちや日本をつくる子供たちが個性や創造力豊かに成長し、自立心と公共心を持つ人となるよう、我々大人たちが大らかさと遊び心を持ち、地域の大人たちとのつながりによって子供たちの心身を豊かに育む運動を推進していきます。そして未来に活きる学びの場をつくるために、地域全体が学び舎となり、子供たちの成長を促す取り組みを推進します。
 
~日野の未来を切り拓くひとづくり~
 
日野のまちの未来を決め、まちのあり方をつくっていくのは誰でしょうか。
それはまさに今の自分であり、自分の周りにいる一人ひとりです。自分ひとりくらい、自分の力なんてちっぽけだから関係ないと思うかも知れませんが、小さな一歩が多くの人たちの一歩と合わさることで大きな波となり、まちの方向性を変えていくのです。
インターネット、SNS等のツールの発展により、人とのつながりが作りやすく、自らの考えを発信しやすい世の中となりました。一人の考えが、他人に影響を及ぼし人の行動を変えたり、気軽な行動により思わぬ反発を受けてしまうことのある時代です。自らが選択し行動した一つ一つの行為が未来の自分をつくり、未来のまちをつくっていくのです。このまちの未来をつくる一員として一人ひとりが広い知識と正しい判断をするための見識、実行するための胆識を持つ必要があります。
未来に向かって変わらない自分でいるために、常に様々なものに興味を持ち自分を変えていける柔軟性を持ち、豊かな未来の創造のために必要な考え方を磨いていく必要があるのです。
この青年会議所会という組織に入り、何をするのか、そして何を学ぶことができるのか。それは最終的には己次第、自らの心のあり方次第なのです。
近年、日野青年会議所において大規模な事業が増加したことにより、皆でじっくりと学びや気づきを得る機会が減少しました。まちの人とともに幅広い知識を得ることで、正しい判断をするための見識を得て、日野の未来を切り拓いていける実行力を伴う胆識を高めていける個人の学びの場を提供する取り組みを推進します。
 
~つながりから仲間へ~
 
青年会議所の言葉の中で、不連続の連続という言葉がありますが、拡大運動もそれで良いのでしょうか。
青年会議所には卒業というルールがあり、これがあるが故に組織は常にフレッシュであり続けている反面、常に新たなメンバーを見つけるべく運動を継続していかなければなりません。この点においては、他の事業とは異なり連続であるべきなのです。
日野青年会議所のすべての活動、事業を通じ日野の仲間づくりに対する意識を高め、メンバー一人ひとりが日野青年会議所の魅力を語り、発信できる集団としていくこと、さらに、仲間づくりにつながる情報、ツール、ノウハウを蓄積し引き継ぐことで、日野青年会議所の恒常的な拡大運動の礎とします。拡大運動とは個人や特定の委員会の活動ではなく、日野青年会議所の総合力を反映した運動です。
各委員会メンバーがまちの人たちとのつながりを意識し、日野市とそこに住む人のためにより良い事業や交流会を企画し、適切な広報戦略を立てたうえで事業を開催し、まちの話題とする。そして、青年会議所の事業に参加をしたり、それを見たり聞いたり、その場の雰囲気を感じた人が青年会議所に興味を持つ。メンバー一人一人がまちに対しアンテナを張ることで情報をキャッチする。新たな仲間に青年会議所に入会してもらい、様々な人間の中で揉まれ人としての成長を得て、卒業後はそれぞれが生活する地域において、まちのために活躍する。
そのような循環が日野青年会議所や日野のまちにとって重要な拡大運動であり、明るい豊かなまちの実現につながる運動です。拡大に対する良い流れを継続し、次年度以降にもつなげていくことが必要です。
 
~組織の礎づくり~
 
青年会議所とは何か、青年会議所運動とはどうあるべきなのか。
青年会議所が世の中から必要とされ変わらずにあり続けるためには、時代の変化とともに自己研鑽に努め、常に変わっていかなければなりません。青年会議所が決まったことのみをやりだし、定形化していってしまったら、世の中から必要とされなくなり、おそらく消滅してしまうでしょう。しかしその反面、変わってはいけないものも青年会議所にはあります。それは綱領にもある、「責任を自覚し、志を同じうする者、相集い、力を合わせ」ることや、「青年としての英知と勇気と情熱を持って」目的に向かって一歩一歩進んでいく心であり気概です。青年会議所には目には見えない大きな力があります。20歳から40歳までの青年世代のメンバーが仕事や子育ての一番大切な時期に、まちや子供たちのために、自らの家や会社を出て時間を使っています。日野青年会議所メンバーは約40名ですが、東京都内に約1600名、日本全体では約3万6000名の志を同じくする仲間が今この時間も運動をしているのです。この青年会議所の力を感じ、他の団体等とのつながりを通じ緊急時にも対応できる体制を整えるとともに、一般社団法人としての運営、財務管理、事務管理を徹底し、青年会議所という組織が持つ強いつながりをより強固にし、その力を活用し行動をしていける組織づくりをしていきます。
 
~次代を担うJAYCEEへ~
 
人は出会いや経験によって磨かれ、新たな考えを持ち行動していくことができるのだと思います。私も青年会議所に入り、多くの仲間との出会いや運動を通じて感じてきました。我々の団体は、事業を通して明るい豊かな社会の実現を目指し、奉仕活動を通して自己の修練をし、ともに運動をする仲間との友情を深めている団体です。入会まもないメンバーが様々な出会いや運動を通してJAYCEEとして成長し、我々の運動に誇りと自信を持ち、一人ひとりがこれからの日野青年会議所を担う人として行動をしていけるよう、高い志を持った仲間と多くの時間を共有し、学んでいく必要があります。
入会間もないメンバーに、仲間や先輩とのつながりや学びの機会を提供し、日野青年会議所においてさらなる飛躍をして行くための土台をつくり、次代への礎を築いていきます。
 
~結びに~
 
人生とは何か。
子供をつくり育てることや、今を楽しく遊ぶことでしょうか。
それも大事。でもそれだけではありません。
幸せとは何か。
私が裕福になる事や、私の家族がご飯を食べていけることでしょうか。
それも大事。でもそれだけではありません。
人生はどのように決まるのか。
それは、小さな一歩を踏み出すか否か、今この瞬間の一つ一つの選択によって決まると言っても良いでしょう。そして、その一歩の方向性を決めているのは、その人の考え方です。自らの考え方とそれに基づいた一歩が、自らの人生と、自らが生きる世界を変えていくのです。
 人生のゴールが何なのかは、まだわかりませんが、今選択した一歩一歩の積み重ねによって行き着くことは確かです。
青年会議所運動も人生の歩みの一つ。
自らに与えられた命という時間を、今の自分や自分の周りの人のためだけではなく、遠い未来や、未来を生きていく子供たちへ使う。まさに使命感をもって行動していきましょう。
自己満足と言われてもいい。期待されなくてもいい。
 
私たちは、自らが享受してきた素晴らしい世界を、より明るくより豊かにし、次代を担う子供たちに手渡す責任があります。
 
今、共に一歩を踏み出しましょう。

 

 
 

2018年度 スローガン・基本方針

【スローガン】
進取の精神を持ち一歩前へ踏み出そう!
~人と人をつなげ、まちを一つに~
 
【基本方針】
1.創立45周年の軌跡を顧み、未来への礎を創る運動の実施
2.日野のまちのあり方を考え、地域との連携協働や人と人のつながりによるまちづくり運動の実施
3.地域との連携により、子供たちの心身を育む運動の実施
4.教育について考え、子供たちの未来に向けた成長を促す運動の推進
5.自らを変革できる柔軟な考えを持ち自己研鑽を続けられる人となれるよう個人の成長を促す運動の実施
6.まちとのつながりをつくり伝える力の向上を通じた青年会議所運動と会員の拡大
7.青年会議所が持つ力を強固にし、組織の基盤となる一般社団法人としての会務運営
8.会員相互のコミュニケーションを図り、共通の意識をつくる仕組みづくり
9.新入会員の会への帰属意識や積極性を高め、次代への土台をつくる運動の推進
10.チャレンジ精神を認め応援する組織の意識づくり
11.様々な観点でまちを調査研究する意識づくり
12.地域で活動する諸団体との積極的な連携